トップ > まるおか子供歌舞伎

まるおか子供歌舞伎


松竹(株)から寄贈された大阪道頓堀中座の破風や緞帳、そしてこれを活かすために誕生したのが「まるおか子供歌舞伎」です。

坂井市丸岡町は、平成12年に大坂道頓堀にあった劇場「中座」の破風を譲り受け磯部小学校の旧体育館に復元しました。

この伝統と格式ある破風を活かした事業として平成13年から「まるおか子供歌舞伎」という新たな文化を新生坂井市に芽生えさせ、また、一流の歌舞伎指導者からの演技指導をとおして、礼儀作法等の指導も行い、児童の健全育成を図ります。

活動報告


◆坂井市制十周年記念
 まるおか子供歌舞伎 第十四回公演

ポスター

(jpg)
開催日2016年11月19日(土)
時間PM1:00~3:00、PM4:00~6:00
会場磯部小学校・旧体育館
演目恋手本花競霞城こいてほんはなくらべかすみのしろ
協力券一般:前売券1,000円 当日券1,300円
小・中学生:前売券500円 当日券800円
主催(公財)丸岡文化財団
まるおか子供歌舞伎を支える会
共催坂井市文化協会
後援坂井市
坂井市教育委員会
(一社)坂井青年会議所
協力松竹(株)
松竹衣裳(株)
(株)京都舞台美術製作所
(株)マインドアンドサウンドライフ
(一財)坂井市公共施設等管理公社

演目「恋手本花競霞城こいてほんはなくらべかすみのしろ

【解説】

坂井市制十周年記念に水口先生が作られた新作です。

【あらすじ】

舞台は丸岡城庭園、宴の席で近習の福井五郎義貞は、奥方の腰元鈴絵と出逢いお互いに強く惹かれあう。

後日、丸岡城主の有間清純は、丈くらべの山に現れた民をおびやかす憎き虎を退治した福井五郎の手柄に褒美を与えることにした。

福井五郎の申し出た望みは腰元鈴絵と夫婦になること。

しかし二人が祝言をあげるにはいくつもの障害があった。

清純は表面的には二人の仲を認めながら、鈴絵に思いをかけ、我がものにせんと密かに言い寄っていた。また、局葉山は年がいもなく福井五郎を自

分の夫にと恋い慕い、夫婦になる約束の証文もあると申し出るが、五郎と葉山には意外な関係が・・・。

一方、浮気な清純に困った鈴絵は奥方お国に相談し、清純を懲らしめる案を練る。御殿医竹庵、小姓数馬を巻き込んでお国と鈴絵で一芝居打つこと

に、はてさて結末は・・・。

まるおか子供歌舞伎 出演者募集!!

ポスター
(png)(pdf)

歌舞伎は遠い世界のもの、大人だけのものではありません。

まるおか子供歌舞伎では、今年の公演に出演する“子ども役者”を募集しています。

和の心や日本の伝統文化を学びながら、礼儀作法も身に着けることができる素敵なチャンスです。

初歩からの指導なので、初めての方もぜひご応募ください!!

                     
公演平成28年11月の予定
けいこ日
6月~11月 毎月2回のけいこ
(土・日曜日および祝日)
時間:9時から17時
                
夏休みの約1週間の集中けいこ・本番前1週間の放課後けいこ
費用月1,000円(6~11月予定)(保険代、テキスト代など)
締切日平成28年4月30日(土)

◆まるおか子供歌舞伎 ワークショップ

ポスター
(png)(pdf)

大阪、松竹関西演劇部から演出家の水口一夫みずぐちかずお氏を講師こうしにおむかえします。

わかりやすい歌舞伎かぶきのおはなしや、歌舞伎音楽かぶきおんがく実演じつえん実際じっさい演技えんぎ演奏えんそう体験たいけんできるお稽古けいこ時間じかんもあります。

日本にほん伝統文化でんとうぶんか歌舞伎かぶき」にれることのできる、ステキな2日間かかんです。

ぜひ、ご参加さんかください!!

とき
12月12日(土)
         9:30~受付
        10:00~17:00
12月13日(日)
        10:00~15:00
ところ丸岡城のまちまるおかしろのまちコミュニティセンター(旧丸岡公民館きゅうまるおかこうみんかん
定員20名
参加費2日間 2000円(弁当・保険代含)

◆まるおか子供歌舞伎 公演中止のお知らせ

磯部小学校・旧体育館の耐震工事に伴い、平成27年度の公演を取りやめることになりました。

◆まるおか子供歌舞伎 第十三回公演

ポスター

今回で最後となる流石君の口上です 歌舞伎教室では衣装の引き抜きを実演しました
天候にも恵まれ大入りとなりました! OB・OGも黒子で“出演”
この富くじとお財布が物語の『カギ』 踊りで心情を語ります…
大金入りの財布を巡り皆が追っかけっこ! 「財布はここに」「あった~~!!」
開催日2014年11月22日(土)
時間PM2:00~4:00、PM6:00~8:00
会場磯部小学校・旧体育館
演目喜有福満祭提灯よろこびありやふくみつるまつりちょうちん
協力券一般:1,500円
小・中学生:800円
主催(公財)丸岡文化財団
まるおか子供歌舞伎を支える会
共催坂井市文化協会
後援坂井市
坂井市教育委員会
(一社)丸岡青年会議所
協力松竹(株)
松竹衣裳(株)
(株)京都舞台美術製作所
(株)マインドアンドサウンドライフ

演目「喜有福満祭提灯よろこびありやふくみつるまつりちょうちん

【解説】

道頓堀中座で活躍した藤山寛美丈の当たり役、丁稚の三太郎で有名な原作を、同じ中座の破風の下、歌舞伎に仕立てて演じます。

【あらすじ】

大阪高津神社の春祭り。真面目で商い熱心の提灯屋徳兵衛は、女房のおすみらと店を切り盛りしているが、大恩ある本屋の若旦那から、二十両の金を用立ててほしいとの手紙が届き、金の算段に悩む。

そんな時、祭りの世話役の勘太と佐助が富くじへの協力のお願いに店を訪れたあと、財布を落としていく。 徳兵衛は中身の二十五両を借りようかと悩むが、返そうと店の提灯の中に一先ず財布を隠す。

その様子を見ていた、金貸しの山路屋幸兵衛は、ケチで欲深い男で、事情を知らない妹お近に高値で提灯を売ってくれと持ちかける。

幸兵衛が買った財布の入った提灯を取り戻そうと、徳兵衛、勘太と佐助、それに女房おすみ、妹お近も加わって、追いかけっこ・・・、果たして財布の行方は・・・・・。

◆まるおか子供歌舞伎 第十二回公演

ポスター

上級生の口上で幕開け! 今年も大好評の『おもしろ談義』
家来を身替りに愛人のもとへ 可愛い踊りでお見舞いも…
奥様にばれてしまいました 露知らず、浮かれて帰る殿様
最後はドタバタ、大捕り物! 沢山の拍手、ご声援いただきありがとうございました!
開催日2013年12月14日(土)
時間PM2:00~4:00、PM6:00~8:00
会場磯部小学校・旧体育館
演目「身替座禅」
協力券一般:1,500円
小・中学生:800円
主催(公財)丸岡文化財団
まるおか子供歌舞伎を支える会
共催坂井市文化協会
後援坂井市
坂井市教育委員会
(一社)丸岡青年会議所
協力松竹(株)
松竹衣裳(株)
(株)京都舞台美術製作所
(株)マインドアンドサウンドライフ

演目「身替座禅」

【解説】

狂言の大曲「花子」を脚色した舞踊劇で、明治四十三(一九一〇)年に東京市村座で初演された。夫婦をテーマとしたコメディーをユーモラスな演技や振付、賑やかな音楽で描く。

【あらすじ】

都に住む大名の山蔭右京は、以前、東下りの途中で親しくなった花子のことが忘れられない。花子も右京を追って京へ上り、会いたいと文をよこすが、妻の玉の井が夫の右京への強い愛情を抱くあまり、片時も傍を離れない。

右京は思案の末、屋敷内の持仏堂に籠って座禅をすると偽り、家来の太郎冠者を身替りに座禅衾(*1)をかぶせ、花子の元に出かけていく。心配して見舞いに来た玉の井は、夫の裏切りを知り、やり込めてやろうと太郎冠者に替わって衾をかぶり夫の帰りを待ち受ける。逢瀬を楽しんできた右京は、夢うつつの千鳥足で帰ってきて…。


(*1):座禅衾(ざぜんぶすま)・・・・・・座禅のときに身につける衣

◆まるおか子供歌舞伎 第十一回公演

ポスター

みんなで円陣、頑張ろう! 今回で卒業の三人の口上です
軽妙なお話に場内大盛り上がり! 今回の目玉!男女逆転役の主人公
なかなか結ばれない二人… 四十五年を経てやっと夫婦に
丸岡でも大きな手拍子をいただきました ご声援ありがとうございました!
開催日2012年10月27日(土)
時間PM2:00~4:00、PM6:00~8:00
会場磯部小学校・旧体育館
演目喜劇「春重四海波(はるをかさねてしかいなみ)」
協力券一般:1,500円
小・中学生:800円
主催(財)丸岡町文化振興事業団
まるおか子供歌舞伎を支える会
協賛坂井市文化協会
後援坂井市
坂井市教育委員会
(社)丸岡青年会議所
協力松竹(株)
松竹衣裳(株)
(株)京都舞台美術製作所
(株)マインドアンドサウンドライフ

喜劇「春重四海波(はるをかさねてしかいなみ)」

【解説】

一堺漁人作「四海浪」より水口一夫脚色。

【あらすじ】

藩の武術指南役である名家、沖津家。
その一人娘で免許皆伝を持つ浪路との婚礼を明日に控えた藩州藩士の高砂頼母は、浪路の父俊斎に婿入りの許しを得るため、浪路との勝負に勝つことを命ぜられる。しかし、真剣勝負の結果、浪路に打ち負かされてしまう…。

頼母は勝って祝言をあげるため、再度の勝負を約束し、剣の武者修行へ。浪路もいつまでも待ち続けることを誓い、二人は別れる。

四十五年の歳月の末に二人は結ばれ、高砂四海波を謡い踊る。

◆「第14回全国子供歌舞伎フェスティバル in 小松」に参加

まるおか子供歌舞伎は、2012年5月5日・6日に行われた「第14回全国子供歌舞伎フェスティバル in 小松」に参加しました。

会場の小松市芸術劇場うららです リハーサルにも力が入ります
前夜には交流会も催されました 楽屋でのオフな一コマ
愛する二人の別れのシーン 再び出会った二人の姿に笑いと涙
お祝いの踊りでは場内から手拍子が! お練りも行われました
開催日2012年5月5日(土)/2012年5月6日(日)
会場こまつ芸術劇場うらら(JR小松駅前)
演目春重四海波

◆京都南座で歌舞伎の観劇体験

まるおか子供歌舞伎では、子供歌舞伎出演者やボランティアスタッフ、一般市民参加合わせて15名で、12月18日に京都の南座で行われている「當る辰歳 吉例顔見世興行」を観劇しました。

南座の吉例顔見世興行は、出演する歌舞伎俳優の名前を書いた「まねき看板」を劇場正面に掲げる「まねき上げ」で京都の冬の風物詩として有名で、全国からファンが集まる非常に人気のある公演です。

参加者の中には初めて生の歌舞伎を観劇される方も多数いて、公演後はみなさん大興奮!今後の子供歌舞伎への意欲も高まり、大好評の体験となりました。

これだけ見に来る方もいるほど有名な「まねき上げ」 参加者みんなで記念写真パチリ!

◆公開ワークショップを開催!

12月10、11日の2日間、坂井市丸岡町の高椋公民館で「まるおか子供歌舞伎公開ワークショップ」を開催しました。

講師には、松竹株式会社関西演劇部から、まるおか子供歌舞伎立上げよりご指導いただいている演出家の水口一夫さんをはじめ、鳴物の藤舎勘秀さん、長唄三味線の今藤佐敏郎さん、狂言方の鍛治明彦さんをお迎えして、鳴物や狂言方の実演やそれぞれのパートに分かれた体験教室、2日目の最後には参加者全員で発表会を行いました。

子供歌舞伎の出演者やボランティアスタッフを含んだ20名ほどが参加し、普段なかなか経験できない歌舞伎独特の演技の演出や鳴物の演奏に悪戦苦闘しながらも、貴重な体験となりました。

太鼓や笛で雨音や鳴声を表現します。 今回の演目は有名な「白波五人男」!!
初めて触る三味線に緊張気味… 優しく丁寧にご指導いただきました。
役者の動きに合わせて附けを打ちます。 練習の成果をみんなで発表です。

◆まるおか子供歌舞伎 第十回特別記念公演

ポスター

大入りになりました 記念公演で子供役者の口上です
おめでたい華やかな舞 可愛さと艶やかさの魅力!
有名な刃傷のシーンです 一番の“大ウケ”シーン
感動のクライマックス!! みんな揃って!
開催日2010年11月20日(土)/2010年11月21日(日)
時間PM1:30~4:30、PM6:30~9:30/PM1:30~4:30
会場磯部小学校・旧体育館
演目[仮名手本忠臣蔵]
[長唄「君が代 松竹梅」](舞踊)
協力券一般:2,000円
小・中学生:1000円
主催丸岡歌舞伎物語
共催(財)丸岡町文化振興事業団
後援坂井市
坂井市教育委員会
坂井市文化協会
(社)丸岡青年会議所
助成文化庁委託事業 伝統文化こども教室
郵便事業(株) 年賀寄付金
協力松竹 株式会社
(株)京都舞台美術製作所
(株)マインドアンドサウンドライフ

「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」

p class="futoji">【解説】

人形浄瑠璃。時代物。二世竹田出雲・三好松楽・並木千柳合作。十一段。
赤穂浪士の仇討に取材した古今の戯曲中の代表作で、通称「忠臣蔵」。

【あらすじ】

塩冶判官の妻顔世御前が執事高師直の横恋慕に悩まされる(大序)のを発端とし、師直が恋のかなわぬ恨みから殿中で判官を侮辱、刃傷になり(三段目の松の間)、扇が谷塩冶館の判官切腹の場へ駆けつけた城代家老大星由良助が仇討の決意を固めること(四段目)へと発展。この間に判官の家来早野勘平がお軽との恋愛のため主君の大事に遅れること(三段目)などを挟む。ついで、浪人した勘平の再起を計る資金調達のためお軽が身売りすること、その金を持った親与市兵衛が山賊斧定九郎に殺されること、定九郎を鉄砲で撃った勘平が舅を殺したと思い込んで切腹して死ぬこと(五段目、六段目)など、波乱に富んだ筋が展開する。さらに、祇園で敵の目をくらます由良助の遊興、遊女になったお軽と兄寺岡右衛門の再開(何段目)などを経て、討入り本懐(十一段目)に至る。

長唄「君が代 松竹梅」

【解説】

作曲:三代目杵屋正次郎。
まず、「君が代は・・・」と重々しく松の件りに始まる子の日の遊びから三保の浦の羽衣の松を詠い、優雅な天女の舞となる。
続いて、情緒深い竹の件りに移り、「降り積む雪を・・・」と人目をしのんで恋しい人に逢いに行く女心をしっとりと描いている。一転して、粋に砕けて梅の件りとなり、「梅の数々・・・」と梅づくしの歌詞に合わせ華やかに踊り、最後は、松竹梅、鶴亀などめでたい言葉の数々で終わる。

◆まるおか子供歌舞伎 第九回公演

ポスター

舞台稽古中! 華やかな踊りです
清元「お祭り」 お茶屋遊び
果し合いの末・・・ 鳥辺山へ心中に・・・
先生と一緒に 今年も大盛況でした
開催日2009年11月14日(土)
時間PM2:00~4:00、PM6:00~8:00
会場磯部小学校・旧体育館
演目[鳥辺山心中]
清元「お祭り」(舞踊)
協力券一般:1,500円
小・中学生:800円
主催丸岡歌舞伎物語
共催財団法人 丸岡町文化振興事業団
助成郵便事業株式会社 年賀寄付金

「鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)」

【解説】

戯曲。一幕二場。岡本綺堂作。古い上方唄≪鳥辺山≫からの着想による。綺堂劇中でも一、二を争う人気狂言。杏花戯曲十種の一。
近代的な恋愛至上主義をうたいあげた名作で、脚本に指定された古風な義太夫も新鮮にひびき、「清きおとめと恋をして」「鳥辺の山を死場所と」などの名せりふで一世を風靡した。

【あらすじ】

将軍上洛に従った旗本菊池半九郎は、祇園の遊女お染の汚れをしらぬ初心な風情にひかれ、家宝の刀に替えても彼女を身請けして親元へ帰してやろうとする。
たまたま同輩の坂田市之助と茶屋で遊んでいる折、半九郎は市之助の弟源三郎と口論をし河原で果し合いの末、ついに討ち果たしてしまう。その場で切腹しようとした半九郎は、お染の願いを聞き入れて、鳥辺山へ心中しに行く。

清元「お祭り」

【解説】

作詞:二代目桜田治助。作曲:初代清元斎兵衛。
江戸の祭礼当日のにぎやかな場面、鳶頭と芸者が江戸下町の粋な踊りをみせる。
江戸の火消しの頭は派手で明るく威勢がいい、きびきびとしたところが魅力でそのに色っぽく、粋で気っ風のよい芸者と仲のよさをしっかりとまた、華やかに踊るところが見所の歌舞伎舞踊の人気曲。

◆まるおか子供歌舞伎 第八回公演

ポスター

大和楽「あやめ」 長唄「浅妻船」
加賀見山旧錦絵 無念の自害…
仇討ち! 綺麗にきまった!
みんな揃って 満員御礼です。
開催日2008年11月8日(土)
会場磯部小学校・旧体育館
演目長唄「浅妻船」(舞踊)
大和楽「あやめ」(舞踊)
「加賀見山旧錦絵」(浄瑠璃)
協力券
主催丸岡歌舞伎物語
共催財団法人 丸岡町文化振興事業団
助成郵便事業株式会社 年賀寄付金

「加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)」

【解説】

人形浄瑠璃。時代物。11段。《鏡山旧錦絵》とも書く。通称《加賀見(鏡)山》。容楊黛(ようようたい)作。天明2(1782)年1月江戸・薩摩座初演。

享保9(1724)年4月3日、松平周防守の屋敷で側女みちが誤って局沢野の草履をはき違えたことから沢野に侮辱を与えられ、これを恥じて自害したのを、みちの下女さつが沢野を刺して主人の恨みをはらしたという実説を中心に、歌舞伎《加賀見山廓写本(かがみやまさとのききがき》をあわせて脚色した。

【あらすじ】

管領足利持氏の臣大杉源蔵はお家横領を計り、忠臣神崎主膳の弟畑介をそそのかし、相模川で持氏を討たせる。この陰謀に加担している局岩藤はその密書を中老尾上に拾われたため、これを陥れようと、鶴ヶ岡代参の折、尾上に草履打の恥辱を与える。尾上は主家を思い、じっとその場をこらえて部屋に帰る。下女のお初は事情を知って、主人の気持ちを慰めようと努めるが、尾上はわざとお初に宿元への使いを命じ、その留守に書簡を残して自害する。お初は途中、不吉な予感を感じて急いで部屋に帰ったが、そのとき尾上はすでにこと切れていた。お初はその夜奥殿に忍び入り、岩藤を誘い出して主人の恨みをはらす。お初はのち二代目尾上に出世する。畑介は源蔵に計られた仔細を語り切腹する。このうち6・7段の尾上・岩藤の件のみが残った。

大和楽「あやめ」

長田幹彦作詞、清元栄寿朗作曲。昭和14年頃に作られた曲です。

あやめ、池、青柳、空に流れる雲といった絵画的な情景と、五月雨に濡れるあやめをモチーフに若き女性の哀愁をなやましく描いた、大和楽らしい曲です。

☆小道具・・・・あやめ持技、扇

長唄「浅妻船」

1820年9月江戸中村座初演

七変化「月雪花名残文台(つきゆきはななごりぶんだい)」の第1番目。

英一蝶の描いた近江の琵琶湖の東岸の港である朝妻という所の朝妻船の鳥帽子水干の遊女の姿を舞踏化したもので、鼓を持ち立っている情景にはじまり、遊女のわが身を思うクドキから手踊り、次に羯鼓という楽器を打ちならしながらの舞、そして鈴太鼓という小道具を使っての早間の踊りへと華やかに踊ります。

◆まるおか子供歌舞伎 第七回公演

ポスター

当日の入場者数は1,400人にも及びました。

道行 新口村 「八右衛門!」「忠兵衛か!」
雪の中をさまよい・・・ 舞踊 菊づくし
舞踊 菊 今年も超満員御礼
開催日2007年11月10日(土)
会場磯部小学校・旧体育館
演目長唄「菊づくし」(舞踊)
長唄「菊」(舞踊)
「恋飛脚大和往来」新町井筒屋の場・道行新口村(歌舞伎)
協力券
主催丸岡歌舞伎物語
共催財団法人 丸岡町文化振興事業団
助成郵便事業株式会社 年賀寄付金

「恋(こい)飛脚(びきゃく)大和(やまと)往来(おうらい)」新町井筒屋の場

【解説】

歌舞伎狂言。世話物。二幕。別訓「こいのひきゃくやまとおうらい」「こいのたよりやまとおうらい」。通称「封印切」「新口村」「梅川忠兵衛」。「大歌舞伎外題年鑑」によれば、初演は宝暦7(1757)年7月大坂・大西の芝居であるが、詳細不明。役割や内容の知られる最初の上演は、寛政8(1796)年1月大坂・角の芝居。菅専助・若竹笛躬作「けいせい恋飛脚」を歌舞伎化したもの。飛脚屋亀屋忠兵衛は遊女梅川の身請けを八右衛門と張り合って公金を横領、故郷新口村に逃れ、実父孫右衛門と目隠しの対面をして別れる。本来は上(生玉・亀屋)、中(揚屋)、下(新口村)の三冊物であるが、今日ではもっぱら中・下の二幕が上演される。なお、人形浄瑠璃でもこの名題を用いることがある。 (今尾哲也・平凡社刊 歌舞伎辞典より)

【あらすじ】

「新町井筒屋の場 ~封印切~」 飛脚問屋の養子亀屋忠兵衛は、新町の遊女梅川と深く言い交した仲でした。梅川を身請けするには、二百五十両のお金が要ります。しかし、手附の金五十両を打ったものの、梅川を身請けする金は出来ず、このままだと、同じく梅川に想いを寄せる友達の八右衛門が身請けすることになってしまいます。今日もお屋敷にお金を届けるはずの忠兵衛は、うかうかと新町井筒屋に来てしまいました。つかの間の梅川との逢う瀬を楽しむ忠兵衛でしたが、八右衛門の悪口に乗せられ、お屋敷に届ける金の封印を切ってしまいます。その金で梅川を身請けした忠兵衛ですが、公金横領は死罪です。梅川と手に手をとって落ちていきます。

「道行新口村」 人目をはばかり、ようよう故郷の大和新口村まで落ち延びた二人、よそながら、実父孫右衛門に別れを告げ、追手の迫る中、死に場所を求めて雪にまぎれて道を急ぎます。(水口一夫)

※今回の「新町井筒屋の場」は、まるおか子供歌舞伎第3回公演で大好評を博した「新口村の場」の前の段にあたります。

長唄「菊づくし」

【解説】

1775年初演。菊の花を詠み込んだ詞章にあわせて、華やかに軽やかに愛らしく踊ります。

長唄「菊」

【解説】

作詞 中内蝶二。 作曲 柏 伊三郎。

日本舞踊の秋の大曲で、子供の禿菊からういういしい年頃の娘となり、又、カッコという小道具を使って気品高く、そして、振りつづみという小道具を持ち軽やかに、最後は大輪の白菊になるまで変わりゆく様をあらわし、女性の一生を表現した曲とも言われています。(春乃櫻香)

まるおか子供歌舞伎 第六回公演

当日の入場者数は1,500人にも及び、会場は超満員でした。

舞踊・羽根の禿 舞踊・花だより
会場は超満員! 今年は託児所も設けられました
恋するお光 会いたかった・・・
満員御礼! 涙・・・
お別れ 皆が去り・・・
カーテンコール 終了後、先生方と
開催日2006年11月18日(土)
会場磯部小学校・旧体育館
演目野崎村(歌舞伎)
長唄「羽根の禿」(舞踊)
花だより(舞踊)
主催丸岡歌舞伎物語
共催財団法人 丸岡町文化振興事業団

「野崎村」

ここは野崎村の百姓久作の家。久作には娘のお光と養子の久松という、二人の子供があった。妻のお幸は盲目で病床に伏していて、お光と久松が一緒になるのを楽しみにしていた。ところが久松は奉公先の質屋・油屋の娘、お染と恋仲になり、その上預かった金を紛失してしまうという不始末をしでかし、家に戻されてくる。

久作はこれを機会に久松とお光を祝言させようと言い出し、久松もお染のことを想いながらも身分違いの恋をあきらめお光と一緒になることを承知する。

親孝行で働き者と在所でも評判の娘・お光は、幼いときから一緒に育ち、想いをよせていた久松と祝言をあげることが決まり、うきうきと髪を直したり、大根をきざんでなますを作ったりしている。

こへお染が野崎まいりにかこつけて久松を訪ねてくる。お光はお染の姿を見るなり、嫉妬に心穏やかではいられずこれを追い返そうとする。

そうこうするところ久作が奥から現れ、久松に肩をもませ、お光には灸をすえさせていると、お染が久松に気づいてもらおうと外から物を投げ入れる。

気もそぞろになった久松を、お光はなじる。ようやくお染が来ていることに気がついた久作はお光を連れて奥へ入る。

お染は久松に、野崎参りと言いつくろって久松を訪ねてきたことをせつせつと訴えるが、久松はお染に親が薦める縁談先・山家屋へ嫁に行くようにと諭す。しかしお染は久松とそえないならばと、自害しようとするので、とうとう久松もお染と一緒に死のうと心を決める。

すると奥から久作が出てきて「久松は武士の息子だったが、あることからお家断絶となり、妹が久松の乳母だった縁で、自分が久松を引き取ることになった」と話し、お夏清十郎の歌祭文を引き合いに出して懸命に二人に意見する。

二人はそれを聞いて何も言えず、別れることにする。喜んだ久作は早速久松をお光と祝言させようと、お光を呼ぶ。久作がお光の綿帽子を取ってみると、なんとお光は髪を切って尼になっていた。

お染と久松のふたりが死ぬ決意だと悟ったお光は、身をひき尼になったと語る。久作はそこまで自分が思い至らなかったと詫びる。そこへお染の母お常が姿を見せ、久作とお光の心遣いに感謝し、病人への見舞金を手渡す。それは久松が紛失した金を久作がたてかえたものだった。

お常は久松が店に戻ることを許し、けじめをつけるためにと自分とお染は船で、久松は駕籠に乗って大阪に帰っていく。土手で見送るお光は、二人の姿が見えなくなると父親の胸にとりすがって泣きじゃくるのだった。

「野崎村」は1780年初演の近松半二作の人形浄瑠璃「新版歌祭文」(しんぱんうたざいもん)の上の巻第二場にあたりますが、歌舞伎化された年は不明です。

※このあらすじは「ご機嫌!歌舞伎ライフ」より転載させていただきました。

ご機嫌!歌舞伎ライフ

舞踊 長唄「羽根の禿(かむろ)」

江戸時代の廓(くるわ)の初春の気分を舞踊化したもので、羽根をつくかわいい禿の風情を表します。

五変化舞踊「春昔縁英(はるはむかしゆかりのはなぶさ)」の一つで、この中で最も好評を博したと伝えられています。

※禿(かむろ)とは、江戸時代、上級の遊女に仕えて見習いをした、6、7歳から13、4歳くらいまでの少女のこと。

廓(くるわ)とは、(周囲を塀や堀で囲ったところから)遊女屋の集まっている地域。遊郭。遊里。

舞踊「花だより」

昭和22年の作品。春の花をいっぱいに入れた花かごをしょっている花売り娘の姿を描いた鏑木清方(かぶらききよかた・日本画家・1878~1972)の美人画に想を得た作品です。

花売り娘の明るさと艶やかさが満ちた曲に仕上がっています。

今回は花に遊ぶ娘たち3人で演じます。

まるおか子供歌舞伎 第六回公演練習風景

公演に向けての練習風景です。

子供たちの真剣な姿をご覧下さい。

はじめのごあいさつ 合わせようね
これでいいのかな お昼休みに大根を切る練習
南無阿弥陀仏 飛んでる?
上手に踊れてる? 座長とOBが応援に来ました

◆まるおか子供歌舞伎 第五回公演

当日は1,660名ものご来場ありがとうございました。(昼の部:880名 夜の部:780名)

開催日2005年11月12日(土)
会場磯部小学校・旧体育館
演目平家女護島(歌舞伎)
藤娘(舞踊)
京鹿子娘道成寺(舞踊)
鷺娘(舞踊)
御所のお庭(舞踊)
主催丸岡歌舞伎物語
共催財団法人 丸岡町文化振興事業団

「平家女護島」

人形浄瑠璃。時代物。五段。通称《俊寛》。近松門左衛門作。享保四(1719)年八月大坂・竹本座初演。《平家物語》の世界から、平清盛・常盤御前・牛若丸・俊寛らの活躍を劇化したもの。三段目の朱雀御所の段が、当時の吉田御殿を当て込んでいて〈女護島〉の外題がついた。二段目の鬼界ヶ島の段が、人形浄瑠璃・歌舞伎で早くから特に有名であった。清盛の横恋慕に、俊寛の妻あずまやは自害して操を守る。怒った清盛は、俊寛の赦免を認めない。鬼界ヶ島の流人、成経、康頼は、赦免状が届いて喜び、成経は妻の千鳥を伴い帰京しようとするが、千鳥は乗船を拒否される。俊寛は重盛の恩情を伝える教経の赦免状によって帰洛がかなうことになるが、妻の死を知って千鳥に代わって島に残る決意をし、それを認めない役人瀬尾を討つ。みずからの意思で新たな罪を作り島に残る俊寛が、帰途につく仲間と別れを惜しむ場がクライマックスとなる。一方、清盛になびいた常盤御前の住む朱雀御所では、毎夜若い男の行方不明事件が続き、宗清がその探索にあたる。常盤と牛若が、源氏再興のために武士を集めていることが判明するが、宗清は娘のためにみずから討たれ、牛若たちを逃がす。上京の途中、清盛に殺された千鳥?先のあずまやなどの怨霊の祟りなどがあって、清盛は焦熱地獄の中でとり殺されてしまう。二段目の〈鬼界ヶ島の段〉は、能《俊寛》と同じで、《平家物語》の足摺りを劇化したものだが、近松の新しい解釈によって、原作の島に置き去りにされる受難の人から、若者たちのために、また妻への愛のために、自分で島に残る英雄的人物に再創造され、独立した悲劇となっている。歌舞伎でも、幕切の演出などに工夫が重ねられ、外国公演でも評判の高い舞台になっている。三段目の宗清の死は、娘のための身代りの死で、時代物特有の悲劇的場面であるが、緊密性に欠けるところがあり、あまり上演されることがない。〈俊寛〉の部分は、書替物として宝暦七(1757)年二月竹本座の人形浄瑠璃《姫小松子日の遊》などに展開している。

舞踊「藤娘」

大津絵から抜け出して、若い娘が男を恋して踊るという演目です。

現在では、可愛い藤の精が踊るという設定となっています。この踊りを知らない方でも人形や羽子板のデザインで見たことがあるのでは…?

今回は曲の一部「潮来出島」という部分を披露いたします。

歌舞伎舞踊の中でも最もポピュラーな曲の1つです。

舞踊「京鹿子娘道成寺」

道成寺の鐘供養にやってきた白拍子。

鐘の供養に法要の舞を舞えといわれ、舞うことになる。舞を舞ううち徐々に正体を現す。

実は彼女、清姫(振られた男、安珍を追い回し、最後には蛇の姿になってしまう…)の亡霊であった。その道成寺のリズミカルな「山づくし」と呼ばれるこち鼓(中国伝来の雅楽の楽器を小ぶりにしたもの)の踊りと、鈴太鼓(鈴の入った和製タンバリン)の踊りをお見せいたします。

女形舞踊の最高峰とされる演目です。

舞踊「鷺娘」

深々と降り続く雪の中にぽつんと立っている女性。雪の降る水辺を歩くうち、娘は恋の恨みを思い出す。やがて白鷺の様なリズミカルを動きで流行り歌を踊る。

今回はその「傘づくし」という部分を踊ります。

舞踊「御所のお庭」

江戸時代終りに上方で流行した曲です。

華やかに又、品よく踊り、最後は全員そろってのフィナーレとなります。

まるおか子供歌舞伎 第四回公演

開催日2004年11月6日(土)
会場磯部小学校・旧体育館
演目身替座禅(歌舞伎)
屋敷娘(舞踊)
主催丸岡歌舞伎物語
共催財団法人 丸岡町文化振興事業団