第６回一筆啓上賞入賞者一覧 - 公益財団法人丸岡文化財団

第６回一筆啓上賞日本一短い手紙「ふるさとへの想い」入賞者一覧

作品	名前	住所	年齢
昔、一生使おうと思っていたサッカーボール今ではどこへ行ったのだろうか。	金森善彦	福井県敦賀市	15歳
けんけんの最後の輪を跳びこしたまま消えたあの子を、きのう札幌で見ました。	金子邦朗	北海道札幌市	55歳
ヒトが言うほど、お前は優しくないもんな。も少しこっちで頑張ってみるよ。	倉持宏	東京都葛飾区	58歳
あと二十時間すれば故里に着く　考えれば六十年と二十時間だ	栗原章行	ブラジル	78歳
ふるさとがない者にとって、ふるさとという言葉は意味のない悲しい言葉です。	田嶋美穂	大阪府大阪市阿倍野区	17歳
今年は、父もあなたの一部になりました。優しく　眠らせてやって下さい。	田中和代	長野県須坂市	35歳
ふる里よ、ぼくは、君のことは、わからないけど、君は、ぼくのことわかってるみたい。	道谷真之介	福井県坂井郡芦原町	13歳
場所よりも人なんだねじいちゃんのいない　あの家もうふるさとの　におい　ないよ。	森あい	神奈川県横浜市旭区	21歳
今朝、空からふるさとがおちてきた。そちらはもう、真っ白ですね。	山本知佐	愛知県豊田市	17歳
あの角を曲ったら夫と腕を組んでは歩けない。理由（わけ）はないけど、ふるさとだから。	夢野久江	宮城県仙台市若林区	38歳

佳作につきましては省略させて頂きます。